オッズの見方 [競馬]

オッズは配当率を表わしているため、当たり馬券の購入費用にオッズを掛けた分が、配当として支払われることになります。
速さ・強さともに定評のある馬は、オッズが低くなります。

オッズを理解するため、ここではふたつの事例を見てみましょう。

馬連オッズ(8頭の競走馬がレースに参加するとします)
①②  9.6 
①③116.0 ②③ 71.8   
①④ 51.1 ②④ 31.6 ③④(以下、省略します)
①⑤225.1 ②⑤139.2   
①⑥ 21.2 ②⑥ 13.2   
①⑦182.2 ②⑦112.7  
①⑧ 19.5 ②⑧ 12.1   
①⑨ 47.9 ②⑨ 29.7

馬連とは2位までに入る馬を当てる馬券でした。
順序は問わないので、①②があれば、②①はありません。同じことです。
レースに参加する馬の中から2頭を組み合わせた数だけオッズがあります。
 
3連複はどうでしょうか?
3位までに入る馬を3頭選ぶ馬券です。順位は問いませんが、組み合わせが多くなります。
 
3連複オッズ
①②③ 
①②④ ①③④
①②⑤ ①③⑤ ①④⑤
①②⑥ ①③⑥ ①④⑥
①②⑦ ①③⑦ ①④⑦
①②⑧ ①③⑧ (以下、省略します)
①②⑨ ①③⑨
 
3頭の馬番ごとにオッズがあることになります。

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レース体系 [競馬]

レースは馬齢と収得賞金額によってクラスわけされており、GⅠ(ジー・ワン:グレードレースの頂点)を筆頭に、開催されています。



一般的にテレビ中継されるのは重賞レース(GⅠ~GⅢ)です。
GⅠレースに出場している競走馬は、それまでのレースを勝ち抜いてきた強豪ぞろいなので白熱の展開が期待できます。
どの競走馬も新馬・未勝利場の参加するレースから勝ち進んで上位のレースに参加することになります。

ここで馬場の状態について触れます。
馬場の状態は、「良」「」「重」「不」という4種類で示されます。
これは水分の含有量を示しています。

「良」……良馬場:水分を含まない良い状態
「稍」……稍重:やや重い、水分をやや少し含んだ状態
「重」……重馬場:ぬかるんでいる状態
「不」……不良:もっとも悪い状態

雨が降っていると、馬場の状態は刻一刻と変化します。
雨の状態の馬場を苦手とする馬もあるので、天候は要チェックとなります。

雨が降ると路上はぬかるみ、タイムは落ちると考えがちです。ところか、競馬では必ずしもそうなりません。特に「ダート」だと、良いタイムがでることが多いです。

稍重
芝  ……水分を含み始めると、抵抗が大きくなります。力が要るのでタイムが少し落ちます。
ダート……水分を含み始めると、抵抗が大きくなります。力が要るのでタイムが少し落ちます。

重馬場
芝  ……タイムが落ちることが多い
ダート……水分によって走りやすくなり、よいタイムが出ることが多い

不良
芝  ……水溜りができます。この状態ではタイムが落ちます。
ダート……よいタイムがでることがあります。




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馬券の買い方 [競馬]

馬券の買い方を説明します。

まず、競馬場で買うこと。それ以外にも、場外馬券売り場(WINS)で購入できます。
また電話投票、インターネット投票と呼ばれる方法もあります。
この場合、実際の馬券は手に入りませんが、予想が当たれば配当金がもらえます。

配当金(払戻金)は、JRAの全国の競馬場やウインズで受取ることができます。
払い戻し期間は、そのレースから60日間です。

競馬場・WINS(場外馬券売り場)

競馬場で買うにしろ、WINS(ウインズ)で買うにしろ、現地へ行かねばなりません。
そのため、発券所が近くにない方は、採り得る手段となりません。
WINSでは、レースの様子が映し出されているので、レース終了後に換金してもらうことも簡単にできます。

電話投票の仕組み

実際に馬券を手に入れるわけではありませんが、自分の予想が当たれば、換金してもらえます。
事前に手続きが必要です。
JRAの主催しているA-PAT会員になることで、プッシュ式の電話から、馬券の購入ができます。

インターネット投票の仕組み

Web機能のついた携帯電話・パソコンで、インターネットへ接続し、馬券を購入できます。
出馬表の閲覧・オッズの確認・配当金の受け取りなど、すべて自分で操作します。
馬券自体は手に入りませんが、登録しておいた銀行とのあいだで入出金処理がされることになり、予想が当たれば、配当金相当額が振り込まれます。

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馬券の種類 [競馬]

現在の馬券は、8種類に分かれています。
はじめての方は、馬番と枠番の違いを理解することです。

単勝……1位になる競走馬を当てます。
      馬券には「単勝」、そして馬番が書いてあります。



複勝……1~3位に入る馬を1頭だけ当てる。
      7頭以下なら、2位までに入る馬を1頭だけ当てる。
      「単勝」の馬券に比べると、当て方が簡単になっているため配当が少なくなる。



枠連……2位までに入る枠番を当てる。馬番でないことに注意。
      枠番は複数の競走馬を含むことがあるため、3頭以上の候補を選択することが可能になる。順位は問わない。





この場合、枠番2と3を選択しています。
枠番2は、馬番3と4を含み、枠番3は馬番5と6を含んでいます。
すると、この馬券を購入した場合、馬番3~6を候補として押さえることになります。

そして、順位は問わないことから、この4頭のうち2頭が2位までに入ればよいことになります。それぞれの競走馬への期待や、当て方の難易度によってオッズ・配当金が決まってきます。

馬連……2位までに入る馬番を当てます。枠番ではないので、2頭しか選べず当て方
      としては難しくなります。順序は問いません。
      出走頭数が8等以下だと発券されません。「うまれん」と読みます。



ワイド……3位までに入る2頭の馬の馬番を当てます。順位は問いません。
       当て方としては比較的、簡単な馬券になります。



馬単……1、2位となる2頭の馬をそれぞれ当てます。順序が逆になるとハズレになる
      ので、当て方は難しく、その分、高配当になっています。
      単勝が1位となるその馬を当てることを意味しているので、馬(馬番を当てる)
      +単(それぞれの馬を当てる)と覚えておくといいでしょう。
       「うまたん」と読みます。



馬券にも特徴があり、順位を問わない②-③という表記が、②③になっています。
つまり、1位は②の馬番、それから2位は③の馬番でないといけない、となっています。
こんなところにも違いがあるので、理解の助けになるでしょう。

3連複……3位までに入る馬番を3頭当てます。順位は問いません。
        順不問ながらも、なかなか当てるのが難しい馬券で、配当も高くなって
        います。3連複に夢を託すファンも多く、3連複のみの馬券予想のサイト
        すら存在します。



馬券の種類を見てきました。
手っ取り早く覚えるなら、そのものズバリ(順位を問われる)を当てなければならない馬券は、「単勝」と「馬単」であり、枠番を選択するのが「枠連」であるということです。
他の馬券は順位を問わないか、○位までに入ればよいといったものです。
これだけ覚えておけば、馬券も難しくありません

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競馬の仕組み [競馬]

馬券に興味あるかはともかく、競馬を手っ取り早く知るには、馬券を購入して多少の金銭を賭けるのがいいと思うので、ここでは競馬投資を例にあげて説明します。
(馬券は100円から購入でき、最大損失額は馬券の購入費用だけです)

競馬は競馬場の特定のコースを周回し、着順を競う競技です。
そして、もっとも早くゴールする競走馬に金銭を賭けるゲームでもあります。

先着しそうな競走馬を予想して、馬券を買い、予想通りになったら、配当金がもらえます。レースが終わったあと、応援席に捨てられている馬券は、当たらなかった馬券です(笑)。
もし、予想が当たっているなら、馬券をもっていって換金してもらいましょう。
※馬券の購入や配当金の受け取りは、競馬場へ行かなくてもできるようになっています。
(後で説明します)



さて、レースの結果、1万円を超える配当金をもらえるようになった馬券を万馬券といいます。結果的に万馬券になるのであって、「万馬券」という馬券が売っているわけではありませんし、10000倍の配当になって返ってくるわけでもありません。

さて、この馬券の換金率には、特徴があります。
それは、
1.優勝候補といわれている競走馬が優勝しても換金率は低い
2.期待されていない競走馬が勝ったとき、換金率は高く設定されている
ということです。要するに番狂わせが生じると、高い配当金が得られるわけです。
誰もが期待しないものに賭ける「穴場狙い」も、当たれば高配当が得られることになります。

そして次の特徴は、
3.1、2、3位の着順をそれぞれ当てる方が、順位問わずで当てるよりも高配当が設定
  されている
ということです。

考えてみれば、当たり前の話ですよね。
1位になる競走馬だけを予想するより、1、2位となる競走馬をそれぞれ予想するほうが難しいわけですから、配当金も高くなる道理です。
主催者側から金銭の流れを考えれば、番狂わせのときに高配当になるのも理解できます。

まず、馬券は当たらないと配当金がもらえません。
配当金は馬券の購入費用があてられているので、当たった人は、外れた人の購入代金をもらっていることと同じになるわけです。
優勝候補の競走馬は、たいてい名前の知られた有名な馬なので、人気が集中します。
当然、買う方も多くなります。予想が当たったとしても、買っている人がたくさんいるので、配当金も少なくなります。裏を返せば、外れた方が少ないからです。

では、番狂わせが起こった場合はどうでしょうか?
この場合、たくさんの方が外れているので、馬券の購入費用は、ごく小数の方のもとへ配当金となって移動します。だから、高額配当、万馬券となりやすいわけです。

これで競馬の仕組みはおしまいです。
えっ、もう終わり? と思うかもしれませんが、おしまいにします。
導入編としては、これだけ知っていれば十分でしょう。あやふやなところ、詳しく知りたいところがあると思いますが、別ページで詳しく説明することにします。

具体的には、競馬場の所在地、馬券の買い方、競争馬の血統などといったことになります。実際、覚えておかなくてはならないことなどわずかですし(覚えようとするより実際に馬券を買うほうが、抵抗なく身につきます)、流し読みすればいいところもたくさんあります。
肩の力をぬいていきましょう。

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